韓国の旧正月、ソルナルの連休中に、仁川(インチョン)国際空港から海外へ出かけたり、韓国を訪れたりする人は60万人を超えるものと見られ、これまででもっとも多くなる見通しです。
これは、仁川国際空港公社が27日、明らかにしたものです。
それによりますと、ソルナルの3連休を含めて、今月29日から来月2日までの5日間に、仁川から出国する人は26万7000人、入国する人は33万人になるということです。
これは、去年のソルナルのときと比べて、出国では7%、入国では16%増える見通しで、出国する人が最も多くなるのは9日で、およそ7万人、入国は2日で、およそ9万人とみられています。
仁川国際空港公社では、ことしは去年より連休が1日長く、格安航空の普及によって家族連れの海外旅行客が増えたうえ、中国の春節で中国人旅行客が増えると見ていて、サービスのための人員を増やして対応するとしています。
一方、ソルナルの連休中に全国14の空港から出発する国内線の利用客は、去年に比べて3万人あまり増えておよそ31万6000人、国際線の利用者数は1万人あまり増えておよそ6万8000人と見込まれています。