韓国のリゾート地として知られる済州(チェジュ)島で、中国人による土地の購入が相次いでいて、この1年間に63%と大幅に増えたことがわかりました。
済州特別自治道によりますと、去年12月末現在、外国人所有の土地は1097万平方メートルあまりで、前の年より12%増えています。
これを国籍別にみますと、中国人が所有する土地はおよそ315万平方メートルで、全体の30%近くを占めていて、前の年より63%も増えています。
また、アメリカ人の土地が前の年より1%余り増えたのに対し、日本人の土地は前の年より3%余り減っています。
済州島で中国人による土地購入が増えているのは、中国人観光客の増加に合わせて、中国系企業が済州島内にさまざまなレジャー施設などを開発しているためと分析されています。