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国際

パナマ検察当局 北韓乗組員32人を釈放

Write: 2014-01-31 13:26:44Update: 2014-01-31 13:26:44

パナマ検察当局 北韓乗組員32人を釈放

キューバの兵器を密かに運んでいたとして、北韓の貨物船が中米パナマで摘発された事件で、パナマの検察当局は、およそ半年間にわたって拘束していた乗組員35人のうち、32人を28日までに釈放したことがわかりました。
この事件は、北韓の貨物船「チョンチョンガン号」が、去年7月にキューバを出発してパナマ運河経由で北韓に向かっていたところ、パナマ当局の臨検を受け、船倉の砂糖袋の下から、解体したミグ21戦闘機2機などの兵器を積んだコンテナが見つかり、船長ら乗組員35人が拘束されていたものです。
現地のメディアが30日報道したところによりますと、パナマの検察当局は、現地時間で28日、チョンチョンガン号の乗組員35人のうち32人を釈放し、身柄を移民庁に引き渡し、本国に送還する手続きをとっているということです。
釈放されなかった3人は、船長と航海士、それに政治的任務を帯びた1人の合わせて3人で、違法武器密輸の罪でパナマ裁判所から、懲役12年の刑を言い渡される可能性があるということです。
今回の密輸事件では、パナマ政府は、兵器を申告せずにパナマ運河を通ろうとしたとして、北韓に対し当初、100万ドル、およそ1億円余りの罰金を科すとしていましたが、北韓は67万ドル、およそ6700万円余りを支払うことで合意したもようですが、北韓当局が罰金を支払ったかどうかは確認されていません。

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