韓国では、塩分の取り過ぎが指摘されるなかで、食品医薬品安全処は、塩分を少な目に使う食堂を「健康薄味食堂」として指定し、広く塩分の取りすぎを控えるよう呼びかけることになりました。
これは、韓国人によるナトリウムの摂取量が1日平均4583ミリグラムにも達して、適正量の倍を超えていることから、食品医薬品安全処が食習慣を改善の一つとして打ち出したものです。
それによりますと、集団給食施設を対象に塩分の使用を控えるよう奨励するとともに、塩分の使用を減らした施設を「健康薄味食堂」に指定することにしています。
また、フランチャイズの飲食店を対象に進めている「減塩キャンペーン」については、1100軒を超える飲食店が参加していますが、食品医薬品安全処はさらに参加飲食店を増やすとことにしています。