南北離散家族の再会事業が今月20日から実施されることになったのを受けて、韓国政府は、再会事業の実施にむけた準備に本格的に取り組み始めています。
このうち、離散家族の対面再会が行われる金剛山では、離散家族の面会所やホテルなどについて、7日から点検に入るほか、15日からは、赤十字社の職員などによる南北の先遣隊を金剛山現地に派遣し、参加者の食事や宿泊など、再会事業全般にわたる細部について、実務協議を行うことになっています。
また、20日からは再会事業が始まる予定で、韓国側の離散家族95人が20日から3日間、北に住む家族と対面再会し、23日から3日間、北韓の離散家族100人が韓国に住む家族と対面して再会することになっています。
再会初日には、団体での再会を行い、2日目と3日目は、個別の再会になる予定です。
今回南北が開催で合意した離散家族の再会事業について、朴槿恵(パク・クネ)大統領は6日、「遅くなったが本当によかった。はらはらしながら待ちわびてきた離散家族のために、合意された日程どおり順調に進むよう、実務担当者にはがんばってもらいたい」と述べました。