江原道(カンウォンド)の東海岸沿いでは、気象観測を始めて以来もっとも長い、9日間も雪が降り続き、農業への被害が58億ウォンを超える見通しです。
江原道の災害対策本部が15日、まとめたところによりますと、江原道では今月6日から14日までの9日間も雪が降り続き、気象観測を始めて以来、一番長い大雪記録となりました。雪は14日夜でいったん収まっていますが、これまでの積雪量は 山間部の彌矢嶺(ミシリョン)で184センチ、沿岸部の江陵(カンルン)市で155センチとなっています。
このため道路の除雪作業が大変で、山間部の10の地区で合わせて100世帯あまりが孤立状態となっています。
またビニールハウスなどの農業施設が雪の重みで倒壊するなど、被害額は58億ウォン、およそ6億円を超えているということです。
気象庁は、週明けの17日午後から再び大雪が予想されるとして注意を呼びかけています。