大学進学率の高い韓国では、高校生の平均睡眠時間が5時間27分で、4年前より1時間減り、2人に1人が学業で寝不足の状態になっていることがわかりました。
これは、韓国青少年政策研究院が全国の小中高の児童や生徒9500人余りを対象に行なったアンケートの結果をまとめ、17日に公表してわかったものです。
それによりますと、小学生の平均睡眠時間は8時間19分、中学生は7時間12分、高校生は5時間27分となています。
このうち、高校生では、4年前の調査より1時間ほど睡眠時間が短くなっていて、全体の70%近くが「睡眠不足」を訴えています。
睡眠不足の理由としては、「学習」がおよそ53%で、最も多く、2人に1人が勉強で寝不足の状態であることがわかりました。
また、小中高の児童と生徒の悩みについては、「成績」が69%、「将来についての不安」が52%、「外見」が29%などとなっています。