エジプト東部シナイ半島のイスラエル国境近くで16日に起きた爆弾テロ事件で、国際テロ組織アルカイダ系のイスラム過激派組織「エルサレムの支援者(アンサル・ベイト・アルマクディス)」が犯行を認めたもようです。
これは、イスラエルのタイムズ・オブ・イスラエル紙が17日、アラブ系のメディアを引用しながら、「エルサレムの支援者が犯行を認め、ツイッターを通じて、エジプトの経済と観光産業、軍部の指導者に対する攻撃を続けるとした」と伝えたものです。
この組織は、エジプト北部ダカリヤ県の県都マンスーラで去年12月に起きた警察署に対する爆弾テロで、自らの犯行だと認めるなど、シナイ半島で起きている一連のテロに深く関わっていると見られています。