島根県が条例で定めた『竹島の日』の記念式典が22日午後、松江市で開催され、日本内閣府の亀岡偉民政務官や与野党議員16人が出席するのを前に、韓国の複数の市民団体が22日、ソウルの日本大使館前などで撤廃を求める抗議集会を開きました。
このうち、独島(トクド)に本籍を移した人たちによる「大韓民国独島郷友会」の会員100人あまりは22日午前、ソウルの日本大使館前で記者会見し、「竹島の日」を撤廃するよう要求しました。
また、「独島NGOフォーラム」の会員120人もソウルの日本大使館前で記者会見し、「独島は韓国固有の領土であり、交渉の対象ではない」として、「竹島の日」の撤廃を求めて抗議集会を開きました。
また、午後にはソウル中心部で、市民が見守るなか、独島守護団体による独島をテーマにしたパフォーマンスが繰り広げられ、「竹島の日」の撤廃を要求する文書を日本大使館側に伝えることにしています。