韓米合同軍事演習の「キー・リゾルブ」と「フォール・イーグル」が24日に始まりました。
「キー・リゾルブ」は、韓半島有事に備えて、コンピューターシミュレーションを活用した総合指揮訓練で、来月６日まで実施されます。
また、「フォール・イーグル」は、実際に兵力や装備を移動させる訓練で、４月18日まで実施されます。
韓国国防部の報道官はこの日、韓米合同軍事演習について、「有事の際に備えて徹底的な防御態勢を構築するための訓練であり、予定通り実施する」との考えを改めて示しています。
一方、韓国軍の関係者によりますと、北韓が最近、韓国との関係改善に前向きな姿勢を示していることなどから、演習に関する広報などを自粛することにしたということです。
北韓は、韓米合同軍事演習について、「南北間の和解と団結、関係改善を妨げる障害要因だ」として非難していて、離散家族再会事業に一時応じない姿勢を示しましたが、離散家族再会事業は予定通り実施されています。