北韓の金剛山で実施されている離散家族再会事業で、23日から北韓側の再会希望者88人が韓国に住む家族357人と再会しています。
２回目の再会は、北韓側の再会希望者が韓国に住む家族と再会する形で進められ、北韓側の再会希望者１人あたり韓国側からは最大で５人までが参加できます。
２日目の24日には、午前９時から家族ごとの再会が始まり、全員で昼食を一緒にとったあと、午後４時から再び全体で再会することになっています。
前日の23日には、午後３時から全体で再会したあと、韓国側が主催する晩餐会でも全体による再会が実施されました。
明日25日には午前９時からお別れの懇談会で１時間余り再会し、３日間の日程をすべて終えることになっています。
一方、北韓の朝鮮赤十字会のリ・チュンボク副委員長は、23日の韓国側主催の晩餐会であいさつし、「民族を隔てている障壁を崩すときがきた。離散家族再会事業は南北関係改善に向けた第一歩になるだろう」と語りました。