北韓の金剛山で実施された南北離散家族の再会は、22日から25日までの6日間、前後半の2回にわたって行われ、最終日となった25日には、北韓側の再会希望者88人と韓国に住む肉親357人がお別れ懇談会に臨んだあと、それぞれ帰途に就きました。
金剛山ホテルで開かれたお別れ懇談会は、25日の午前9時過ぎから始まり、およそ1時間にわたって行われました。
懇談会では、南北の離散家族が最後の面会をしたあと、韓国側の肉親が見送るなか、北韓側の88人がバスに乗って帰途に着き、韓国側の肉親は昼食のあと、午後1時頃金剛山を出発して、韓国側に戻りました。
今回の離散家族の再会は、前後半の2回に分かれて実施され、韓国と北韓から合わせて705人が離れ離れになっていた家族と再会を果たしています。