高齢化が進む南北離散家族の問題の解決に向けて、韓国政府は、すでに開催で合意している赤十字による実務協議について、北韓側に近く提案し、再会事業の定例化などを話し合いたいとしています。
統一部によりますと、韓国と北韓は、今月20日から6日間にわたって実施された離散家族再会事業の終了後に、赤十字による実務協議を開催することですでに合意していて、日程について現在検討しているということです。
この実務協議について、政府関係者は、近く開催を提案し、再会事業の定例化をはじめ、再会の対象に拉致被害者や韓国戦争当時の捕虜なども含めることなどについて話し合いを進めたいとしています。
韓国と北韓は、今月5日に行われた赤十字による実務協議で、離散家族再会事業が終わったあと、実務協議を開催することで合意しています。