北韓は、南北離散家族再会事業が行なわれていた21日にも、ロケット砲を4発発射していたことがわかりました。
韓国軍当局が27日、明らかにしたところによりますと、北韓は、離散家族再会2日目の21日午後4時ごろ、江原道(カンウォンド)元山(ウォンサン)から韓半島の東の海上に向けて、ロケット砲とみられる発射体4発を発射したということです。
この発射体は、射程距離150キロのKN-09系のロケット砲とみられるということです。
北韓は、27日夕方にも、短距離弾道ミサイルとみられる発射体4発を発射したほか、北韓の警備艇が韓国の西の海、西海のNLL=北方限界線を侵犯したこととあわせて、韓国軍では、24日から始まった韓米による合同軍事演習「キーリゾルブ」に対する意図的な挑発と分析しています。