日本の植民地時代に行われた独立運動の記念日、三一節は、ことし95周年を迎え、各地で盛大な催しが行われました。
三一節は、韓国が日本の植民地下にあった1919年3月1日、韓国各地でいっせいに行われた独立運動で、国民の祝日となっています。
ソウル都心の世宗文化会館では、午前10時から記念式典が開かれ、 朴槿恵(パク・クネ)大統領をはじめ関係者3000人が出席しました。
また全国各地で多彩な行事が繰り広げられ、忠清(チュンチョン)南道天安(チョンアン)市にある独立記念館では、2000人あまりが参加して、万歳を叫んで行進する当時の光景を再現しました。
鐘路区仁寺洞では、およそ500人が国旗の「太極旗」をかかげて、3.1独立宣言書を朗読し、同じ鐘路区の普信閣では、独立運動家の遺族ら12人が正午に普信閣の鐘をついて大きな音を鳴らし、当時をしのびました。