社会
ソウル都心―首都圏 大深度急行鉄道3本建設へ
Write: 2014-03-01 14:07:50 / Update: 2014-03-01 14:07:50
政府は、ソウル都心と首都圏のベッドタウンとの間に、深い地下を利用した急行鉄道3本を建設する方針を決め、このうち江南(カンナム)とソウル北西の街、一山(イルサン)を結ぶ路線の建設にまず取り掛かることになりました。
ソウル都心と首都圏のベッドタウンを結ぶ急行鉄道は、京畿道が2009年に政府に提案していたものです。
3本の鉄道は、ソウルの清涼里(チョンリャンリ)と仁川の松島(ソンド)を結ぶ48.7キロ、ソウル北方の京畿道議政府(ウィジョンブ)と南方の京畿道軍浦(クンポ)市衿井(クムジョン)を結ぶ45.8キロ、そしてソウルの江南(カンナム)とソウル北西の京畿道高陽(コヤン)市の一山(イルサン)を結ぶ36.4キロで、いずれもすでに地下鉄が走っているため、これより深い地下40メートルから50メートルに建設し、最高時速180キロ、平均時速100キロの急行電車を運転する計画です。
これについて国土交通部は、先月28日、妥当性などを調査した結果を発表し、このうち一山-江南路線を直ちに進めることにし、残りの2つの路線についても修正補完を経て進める方針を明らかにしました。
一山-江南区間の地下大深度に急行鉄道が完成すれば、これまで1時間20分あまりかかっていたこの区間は、わずか20分に大きく短縮され、国土交通部は長距離、長時間を強いられている首都圏の通勤族の負担が大きく緩和され、公共交通を使う割合が高まることが期待されると説明しています。
国土交通部は今年中に基本計画を立て、4年後の2017年末に着工する計画です。
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