韓米合同軍事演習「フォールイーグル」に参加するため、アメリカ海軍第７艦隊の原子力潜水艦「コロンバス」が韓国釜山の海軍基地に入港したのに対し、北韓メディアは４日、厳重な軍事挑発だとして非難しました。
このうち、北韓の政治宣伝用ウェブサイト「わが民族同士」は４日、アメリカの原子力潜水艦が釜山に入港したのは、北韓を攻撃するための騒動がすでに危険な水位を越したことを意味すると指摘し、「北韓に対する公然とした脅威であり、核戦争を起こすための厳重な軍事挑発だ」と非難しています。
また、労働党機関紙、労働新聞も同じ日、「平和を脅かす犯罪行為」と題した論説で、「偶発的な軍事衝突が全面戦争に拡大する危険が造成されている中で、再び戦争が起こるとすれば、それは想像を越える核の災難をもたらすだろう」と警告しました。
アメリカ海軍第７艦隊の原子力潜水艦「コロンバス」は、３日午前、釜山の海軍基地に入港し、韓米合同軍事演習「フォールイーグル」に加わることになっています。