韓米合同軍事演習が実施されている中で、ミサイルの発射を繰り返す北韓は、射程距離を170キロに延長してより精度を高めた短距離ミサイル「KN02」を100基余り保有していることがわかりました。
これは、韓国軍の関係者が5日、明らかにしたものです。
それによりますと、KN02の最大射程距離はもともと120キロでしたが、170キロに延長して命中率を高め、目標から半径50メートル以内に着弾するよう精度を高めているということです。
また、ミサイルの発射台を装着した車両も30台余りが配備されているとしました。
このミサイルは固体燃料を使うため、発射するまでの準備にほとんど時間がかからず、発射後3分以内に目標に到達することから、レーダーで探知することも難しいということです。