アメリカ・バージニア州の公立学校で使う教科書に、「日本海」に「東海」の呼び名を併記することを義務付ける法案について、アメリカ・バージニア州下院は5日の本会議で、圧倒的多数で可決し、法案は最終関門を通過したかたちになりました。
下院が可決した法案は、1月に上院を通過した法案で、下院では、2月6日に、下院で提案された法案についても可決しています。マコーリフ州知事が署名すれば7月1日に発効し、2015学年度から「東海」併記の教科書が使われることになります。
法案が成立すれば、アメリカの地方自治体で教科書の「東海」併記を定める初の事例となり、「東海」に対する認識が広がる契機になるものと期待されています。