インターネットが徐々に普及し始めている北韓では、住民の間に、中国製のスマートフォンを使って、中国の知人とメッセージのやり取りをする人がいるということです。
これは、アメリカ政府系放送の自由アジア放送が10日、中国の消息筋の話として伝えたものです。
それによりますと、中国から北韓に電話をかけた際、つながらなかったことから、中国のSNS=ソーシャル・ネットワーキング・サービスの「WeChat・ウィーチャット」で電話がつながらないと伝えたところ、中国に行ってから電話するとの返事が返ってきたということです。
この消息筋は、北韓でも中国製のスマートフォンが出回っていて、中国の「WeChat」というアプリをダウンロードすれば、メッセージや動画像のやり取りが可能だと話しています。
北韓当局では、中国以外のソーシャル・ネットワーキング・サービスについては遮断しているということです。