冷え切った韓日関係の改善に向けて、日本外務省の斎木昭隆外務次官が今月12日と13日に韓国を訪れ、次官級協議を行うことになり、その結果に注目が集まっています。
これは、外交部が10日、明らかにしたものです。
それによりますと、斎木昭隆外務次官は12日に韓国を訪れ、今月3日に就任した趙太庸（チョ・テヨン）第1次官と会談し、両国関係や韓半島情勢について意見を交わすということです。
今回の次官級協議は、去年12月に安倍首相が靖国神社を参拝してから初めてのハイレベルの協議で、尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官が国連の人権理事会で発言した旧日本軍慰安婦の問題や、歴史認識の問題などで冷え切っている両国関係の改善に向けた糸口が見つかるかどうか、その結果に注目が集まっています。
斎木昭隆外務次官は、去年7月に韓国を訪れ、金奎顕（キム・ギュヒョン）前第1外務次官と会談し、先月には、東京の外務省で李丙琪（イ・ビョンギ）日本駐在韓国大使と会って、両国関係の改善に向けて話し合いました。