政府の医療政策に反対する大韓医師協会が、今週10日の全国一斉休診に続いて24日から6日間、2回目の一斉休診を行い、これには総合病院や大学病院が新たに参加することから、医療体制に支障が出ることが懸念されています。
大韓医師協会は、遠隔医療の導入や医療営利化などの政府の医療政策に反対して、今月24日から6日間、2回目の一斉休診に入ることになり、今回は病院の救急室や集中治療室も参加することになっています。2回目の一斉休診には、前回も参加したソウルの延世大学セブランス病院、カトリック医科大学ソウル聖母病院に加えて、新たに現代財閥系のソウルアサン病院とソウル大学病院も参加し、ソウルの5大病院のうち、三星(サムソン)ソウル病院を除く4つの病院が休診になることから、国民の間に医療への不安が広がっています。
これに対して政府は一斉休診は違法行為であるとして、参加した医師や病院を法律にもとづいて処罰するなど厳しく対応する方針を崩しておらず、双方の歩み寄りがない場合は、6日間の一斉休診が避けられない見通しです。