韓国では、地上波とケーブルテレビによる、UHD=超高画質放送を始めることになりました。
未来創造科学部は11日、KBS、MBC、SBSの地上波3社に対して、700MHzの周波数帯域を利用したUHD=超高画質放送の試験局の運用を認可しました。
地上波3社は、早ければ5月から試験放送を開始し、年末まで試験放送を行うことになります。
KBSとMBCは9月に仁川市で開かれるアジア大会を、SBSは6月にブラジルで開かれるワールドカップ大会を超高画質放送で中継する計画です。
また、ケーブルテレビについては、残留側波帯変造方式による超高画質放送を認可することとし、アナログ方式のケーブルテレビ加入者も超高画質放送を視聴できるようになるということです。
ただ、未来創造科学部は、試験局の運用を認可したことと周波数の割り当てとは別の問題として、周波数の割り当ては、いろいろな事情を考慮して、国務総理室の周波数審議委員会の審議を経て決定するとしています。