中国との国境地帯にある新義州で、北韓は、観光産業育成の一環として、外国人を対象にした宿泊観光ツアーを始めるもようです。
これは、アメリカ政府系放送の自由アジア放送が12日に伝えたものです。
それによりますと、中国の北韓専門旅行会社が、宿泊を伴った新義州の観光ツアーを始めることになったということです。
ツアーは、新義州の鴨緑江ホテルで1泊し、金日成主席の銅像への参拝をはじめ、革命博物館や各種公演の観覧などが組み込まれているということです。
北韓当局が宿泊観光を承認したのは、観光産業育成の一環とみられています。
北韓当局は、去年5月から外国人の新義州への観光を承認していましたが、これまでは日帰りのツアーだけとなっていました。