北韓が10日に発表した第13期最高人民会議の代議員の当選者の中に、去年12月に処刑された張成沢(チャン・ソンテク)氏の元妻で、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の叔母にあたる金敬姫(キム・ギョンヒ)氏が含まれていましたが、同名別人の可能性があるとの指摘が出ています。
統一部の関係者によりますと、金敬姫氏は第11期と12期の選挙では、平壌の選挙区から当選していましたが、今回の当選者は地方の選挙区から当選しているということです。
この関係者は、当選者が、張成沢氏の元妻の金敬姫氏であるかどうかはさらに確認が必要だとして、来月開かれる最高人民会議の会議で、張成沢氏の元妻の金敬姫氏かどうかが確認できるだろうと話しています。