北韓は先週末の22日から23日にかけて、南東部の元山付近から、東の海上に向けて、短距離ミサイル合わせて46発を発射しました。
合同参謀本部によりますと、北韓は、23日午前０時52分から２時21分にかけて、短距離ミサイル16発を発射しました。
また、北韓は22日にも、短距離ミサイル30発を発射していて、先週末に合わせて46発の短距離ミサイルを発射したことになります。
今回発射したのは、旧ソビエト製の射程60キロ程度の短距離ミサイルで、すべて公海上に落ちたということです。
北韓は、先月、韓米合同軍事演習のキーリゾルブとフォールイーグルが始まって以降、相次いでミサイルを発射していて、今回のミサイル発射も韓米合同軍事演習をけん制する狙いがあるものとみられています。
韓国軍当局は、北韓によるさらなる軍事挑発などに備え、警戒態勢を強化しているということです。