韓国海軍の哨戒艦「天安(チョナン)艦」の沈没事件から4年となるのを前に、国防部は25日、事件は北韓の潜水艦による魚雷攻撃という明白な挑発だったことを改めて強調しました。
これは、国防部の報道官が25日、定例の記者会見の中で述べたもので、「天安艦」沈没事件については、いまだに根拠のない疑惑が持ち上がっているが、北韓潜水艦の魚雷攻撃による明白な挑発だったと改めて強調しました。
また、この報道官は、「韓国軍は、この事件で犠牲になった兵士たちの尊い精神を決して忘れず、再び北韓が挑発すれば、必ず現場で作戦を終了させる決然とした決意で準備態勢を整えている」とけん制しました。
この事件は、2010年3月26日、韓半島西側の白翎(ペクリョン)島南西海域で哨戒任務に当たっていた韓国海軍の哨戒艦「天安艦」(1200トン)が突然爆発して沈没したもので、乗組員104人のうち46人が死亡しています。