ソウルや釜山など、7大都市に限られた花粉情報について、韓国の気象庁は、4月から、対象を全国に拡大して発表することになりました。
韓国では、2006年から、ソウルや釜山などの7大都市で、春と秋の合わせて4か月、花粉情報を発表していますが、来月からは、気象観測所のある全国の93の地域で、花粉情報を発表することにしたものです。
花粉情報は、7大都市に設置した花粉観測システムのデータをもとに、全国93の気象観測所がそれぞれの地域の温度、日照量、風速や風向きなどをもとに、花粉の濃度を4段階に分けて発表することにしています。
韓国でも花粉症に悩む人が目立つようになっていて、全国的な花粉情報を求める声が強まっていました。