ことし1月の出生児数が、8年ぶりの少なさとなりました。
統計庁が26日に発表した人口動向によりますと、1月の出生児数は4万1400人で、去年1月に比べて6.3%減少しました。
これは4万429人だった2006年以来で最も少ない数です。
統計庁の関係者は、「出産可能な女性が減少するなど、人口構造上の問題があることに加え、縁起が良いとされる黒辰の年だった2012年に出産が多かった影響で、ことし1月は相対的に出産率が下がった」と説明しています。
一方、1月の結婚件数は2万6900件で6.6%減少しましたが、1月に亡くなった人は2万3400人で、こちらは去年に比べて2.1%減少しています。