韓国の航空会社7社が去年削減した温室効果ガスは、あわせて54万トンであることがわかりました。
国土交通部が26日に明らかにしたところによりますと、大韓航空、アシアナ航空、済州航空、ジンエアー、エア釜山、イースター航空、ティーウェイ航空の韓国の航空会社7社が、去年、1800億ウォン、およそ167億円に相当するジェット燃料17万トンを削減し、温室効果ガスとしては54万トンを削減したということです。
これは、前の年に比べて3.6%増えています。
航空会社7社は、環境にやさしい航空機の導入、機内サービス用品の軽量化、搭載燃料の最適化、航空機エンジンの定期的洗浄などにより、温室効果ガスの排出量の削減に努めてきていて、韓国政府としては、温室効果ガスの削減で高い評価を得た航空会社に対しは、国際航空運輸権の配分にあたって加算点を与えるなどの方法により、航空会社から排出される温室効果ガスを持続的に減らしていきたいとしています。