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社会

体育館の屋根崩落事故 警察が関係者の逮捕状請求

Write: 2014-03-27 13:08:18Update: 2014-03-27 15:15:35

体育館の屋根崩落事故 警察が関係者の逮捕状請求

韓国・慶州(キョンジュ)市のリゾート施設で体育館の屋根が雪の重みで崩落し、大学生ら10人が死亡した事故で、警察は、27日、関係者6人について逮捕状を請求し、16人を書類送検しました。
この事故は、先月17日、韓国南東部・慶州市にあるリゾート施設で、大雪が積もった体育館の屋根が崩落し、新入生のオリエンテーションに参加していた多数の大学生ら10人が死亡し、200人あまりがけがをしたものです。
この事故で、警察では、建物の構造や工事に問題がなかったかどうかを中心に、国立科学捜査研究院ととともに捜査を進めてきました。
その結果、建築物を支える中心の柱や柱と柱の間の梁などの強度が不十分な資材を使用していて工事がずさんだったこと、許認可から設計、施工、監理、管理に至るまで、すべての段階で法令違反などの問題があったことなどが事故につながったとしています。
この捜査結果を踏まえ、警察では、関係者の過失の度合いが強いして、リゾート会社の事業本部長、施設チーム長、建設会社の現場所長、建築事務所の代表ら6人について、業務上過失致死傷の疑いで逮捕状を請求したほか、慶州市の職員ら関係者16人については公文書改ざんの疑いなどで書類送検しました。

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