韓国におけるおととしの犯罪発生件数は194万件あまりで、4年ぶりに増加に転じました。
統計庁が27日にまとめたところによりますと、おととしの犯罪発生件数は194万5000件となっています。
犯罪件数は、2008年に218万9000件余りだったのをピークに、ここ数年減少してきていて、4年ぶりに増加に転じました。このうち、刑法犯罪は、103万8600件と、前の年より4.1%増えていて、種類別では、窃盗が29万3000件で、前の年に比べて4%増えたものの、凶悪な殺人は16%、強盗は34%、性的暴行は3%それぞれ減っています。
一方、犯罪とともに韓国の社会指標となる寄付をした人は、おととし2%以上減ったことがわかりました。
このうち、現金を寄付した人は33%で、前の年に比べて2ポイント減少したほか、モノを寄付した人は6%と、前の年に比べて2.6ポイント減っています。