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韓半島

米専門家 “南北武力衝突の可能性高まる”

Write: 2014-03-28 13:59:18Update: 2014-03-28 13:59:18

米専門家 “南北武力衝突の可能性高まる”

北韓の金正恩(キム・ジョンウン)体制をめぐる不安定性が高まり、韓米両国による対北韓抑止が失敗し、韓半島で南北の武力衝突が起こる可能性が高まっているとの分析が、アメリカの北韓専門家によって示されました。
これは、アメリカのCNAS=新アメリカ安全保障センターの上級顧問を務めるパトリック・クローニン氏が27日、韓半島における武力衝突に関する報告書の中で示したものです。
報告書の中で、クローニン氏は、「韓半島で、大規模な軍事衝突が起こる可能性が、アジアのどの地域よりも高くなっている。金正恩政権の不安定性と、これによる北韓の政治・経済・軍事面での不確定性が、今後数年以内に、韓半島を大規模な軍事衝突の危機に追いやる可能性がある」としています。
また、報告書では、「韓米同盟は、北韓より軍事力には優れているが、武力衝突のような全面的な非常事態に対する備えは不十分だ。北韓の挑発や内部崩壊に備えた計画は立てているが、戦争の可能性は無視している」と指摘しています。
さらに、報告書は、「韓米両国による対北韓抑止が失敗する可能性があるとの恐怖は現実的になっている。今後3年以内に、北韓が戦術核を配置することに備える必要がある」と強調しています。

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