国連人権理事会は28日、 北韓の人権侵害を非難する決議を賛成多数で採択しました。
国連人権理事会は、現地時間の28日、スイス・ジュネーブの国連本部で、北韓人権調査委員会の報告書を国連安保理に提出し、韓国や日本、それにEU=ヨーロッパ連合が共同提案した北韓の人権侵害についての決議案について、賛成30、反対6、棄権11の、賛成多数で採択しました。
決議では、北韓に対して長期間にわたる組織的で反人道的な人権侵害を直ちに中止するよう強く求めています。
また、加害者に対する責任を追及できるよう、国連安保理に対し、北韓人権調査委員会が勧告した国際刑事裁判所への付託など、適切な措置をとるよう要求しています。