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韓半島

北韓 連鎖的核実験の可能性も

Write: 2014-03-31 11:04:30Update: 2014-03-31 11:26:03

北韓 連鎖的核実験の可能性も

北韓が発表した声明の中で示唆した「新形態の核実験」について、連鎖的に核実験を実施する可能性があるとの見方が出ています。
これは、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の北韓研究グループ「38ノース」が30日、アメリカの研究機関、軍縮・不拡散研究センターの報告書を引用して、自らのウェブサイトで明らかにしたものです。
それによりますと、北韓は、咸鏡北道吉州郡豊渓里の核実験場で掘削作業を進めているが、2回以上継続して核実験を実施することを想定しているとみられるとしています。
また、北韓は一つのトンネルで1回の核実験を実施するのではなく、一つのトンネルに複数の入り口を作り、一つのトンネルで核実験を繰り返した可能性もあるとしています。
さらに、北韓はこれまで、国際社会の圧力に加え、ウランやプルトニウムの不足により、核実験を制限的に実施したが、寧辺の核施設で高濃縮ウランなどの核物質を安定的に確保できれば、定期的かつ頻繁に核実験を実施する可能性もあると指摘しています。
38ノースの関係者は、北韓が近く核実験を実施する兆候はないものの、決定すれば、4~6週間以内に実施できる能力があるとしています。

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