韓国北西部の坡州市の軍事境界線付近と、西の海、西海の軍事境界線付近の白翎島で、墜落しているのが見つかった小型無人飛行機について、韓国軍は2日、4つの根拠を示して、これらの無人機が北韓のものであるとの見方を示しました。
韓国軍が示した4つの根拠は、まず、これらの無人機は、韓国の大統領府青瓦台や白翎島の韓国軍部隊を撮影していたこと、2番目に、無人機に使われたバッテリーに、韓国では使っていない‘起用日付’という言葉がハングルで表記されていたことをあげました。
また、3番目に、無人機はともに空色のペンキが塗布されていたこと、4番目に、二つの無人機が同じ飛行装置を使い、カメラやパラシュートも同じものを装着していたことをあげています。
韓国があげた4つの点は、韓国の放送局や同好会が保有する無人機とは全く特徴が違うということで、北韓のものとの見方を示しました。
韓国軍は、現在保有しているレーダーでは今回の無人機のような小さい物体は探知するのが事実上難しく、さらに精度の高い低高度探知レーダーを導入することになりました。