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社会

ソウルと北京市 大気汚染改善で協力へ

Write: 2014-04-03 15:16:10Update: 2014-04-04 09:29:47

ソウルと北京市 大気汚染改善で協力へ

ソウル市と中国北京市は3日、粒子状物質などによる大気汚染問題に共同で対応することで合意しました。
合意は、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長が3日、北京市の招きで北京を訪れ、王安順市長と合意し、文書に署名しました。
合意文書には、▼大気汚染の防止に向けて、両都市の政策・技術・情報・人的交流を推進すること▼去年発足した「ソウル-北京統合委員会」に、「環境チーム」を新設すること▼北東アジアの大気汚染改善フォーラムを共同で開催することの3項目が盛り込まれています。
統合委員会は、去年4月、両市長による会談により、経済や文化などの分野での協力を進めるために設置されたもので、去年10月にソウルで初会合を開いています。
両都市は、今後、天然ガスを燃料とするバスの普及や、公共車両への煤煙低減装置の取り付け、道路の粉塵を吸い取る車両の試験運行などでも協力していくことにしています。
北京市が大気汚染と関連して、外国の都市と協力合意文書を交わしたのは今回が初めてです。
王市長は、「経済発展に伴って、北京の大気汚染問題が深刻化している。ソウル市の大気汚染防止に向けた政策や技術を学びたい」と述べたのに対し、朴市長は、「両都市の間で、多様な取り組みや情報、政策、技術を共有すれば、大きな成果をあげることができる」と応えました。

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