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韓半島

白翎島墜落の北韓無人機  小青島と大青島を偵察か

Write: 2014-04-04 09:26:32Update: 2014-04-04 09:26:32

白翎島墜落の北韓無人機  小青島と大青島を偵察か

西の海、西海の軍事境界線付近の白翎(ペクリョン)島で、先月31日に墜落した無人の小型飛行機は、北韓を発進して西海の小青(ソチョン)島と大青(テチョン)島を経て白翎島上空まで飛行し、燃料が切れて墜落したことがわかりました。
国防部関係者によりますと、白翎島で墜落した無人機は、小青島と大青島を行ったり来たりしながら写真撮影をし、S字状に島全体を飛行したということです。
そして小青島と大青島にも韓国の軍事施設があると述べ、無人機がこれを撮影したことを示唆しました。
韓国軍当局は、この無人機の任務が韓国の島々の偵察飛行だったと判断しており、また当日は、北韓軍が西海の軍事境界線であるNLL=北方限界線に向けて沿岸砲を発射していることから、砲弾の着弾点を確認する目的もあったものと推定しています。
しかしこの無人機は白翎島上空に入ってすぐ燃料切れで墜落したため、写真撮影はできなかったものと判断しています。
無人機は4気筒エンジンで、日本製のニコンカメラを搭載しており、機体はレーダーで探知されにくいガラス繊維を重ねた材質で、GPS=全地球測位システムのアンテナ2基によって飛行経路を調整していたもようです。
国防部関係者は「飛行資料の送受信機を搭載していたが、リアルタイムでの映像伝送能力はなかった。メモリーカードで回収するようになっていた 」と説明しました。
一方、先月24日に休戦ラインに近い坡州(パジュ)市の軍事境界線付近で墜落した無人機は、エンジンが故障して墜落しましたが、その際にパラシュートが開いたということです。
国防部は3日、坡州で墜落した無人機が、京畿道北部とソウル上空から193枚の写真を撮影していたことが確認されたと発表しました。

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