ソウル首都圏で運行している電車7両に1両は、運行を始めて20年以上経っていて、最近たびたび起きている故障や事故の原因になっていることがわかりました。
国土交通部によりますと、韓国鉄道公社、ソウルメトロ、ソウル都市鉄道公社の鉄道3社が首都圏で運行している電車は、合わせて6024両で、このうち881両は、運行を始めてから20年以上経っています。
これについて国土交通部は、電車は25年間を期限として運行されているが、
20年以上たった車両で故障が続発しているので、こうした車両は運行しないよう鉄道会社に勧告していると説明しています。
ソウルとその周辺では、最近、運行を始めて20年以上経った電車が走行中に突然止まったり、脱線したりするなどのトラブルが、ここ1か月間だけでも5件起きています。