先月末に北京で行なわれた日朝政府間協議に関連して、韓国とアメリカは、日本政府に対し、北韓との接触はより透明に進められるべきだとの考えを示したことがわかりました。
外交消息筋によりますと、7日にワシントンで行われた韓米日3か国の局長級会合で、日本の伊原純一アジア大洋州局長は、先月末に北京で行われた日朝協議の経緯などについて説明し、拉致問題について韓国とアメリカの理解を求めたということです。
これに対して、韓国の黄浚局(ファン・ジュングク)韓半島平和交渉本部長とアメリカのディビース北韓政策特別代表は、日本政府のこうした動きが非核化と関連した3か国の連携を損なうことのないよう、北韓との接触はより透明に進められるべきだとの考えを示したということです。
拉致問題に関連して、日本のメディアは、今後とも北韓との協議が続けられるとの見通しを伝えています。