北韓に対する民間の人道支援について、統一部は、9日、あらたに産婦人科病院に対する支援を承認したことを明らかにし、今年に入ってからの支援は19億5000万ウォン、1億9000万円となっています。
統一部が新たに承認した人道支援は、北韓北東部の産婦人科病院に対するオムツなどの支援で、金額にして1700万ウォン、およそ165万円相当だということです。
これで、今年に入ってから統一部が承認した北韓に対する民間団体の人道支援は、金額で19億5000万ウォン、およそ1億9000万円となりました。
韓国政府は、2010年3月に起きた韓国海軍哨戒鑑沈没事件をきっかけに、北韓との経済交流を中断する制裁措置を取っていますが、民間レベルの人道支援についてはこれまで承認し続けています。
朴槿恵政権が誕生した去年の民間団体の人道支援は、51億ウォン、およそ5億円で、李明博政権のときに比べて半分程度に減っています。