ソウル市内にある小中高校の校舎は、4棟に1棟が、建築されてから30年以上経っており、安全上に問題があることがわかりました。
ソウル市教育庁によりますと、市内にある小中高校の校舎の安全状況を調査したところ、去年12月を基準に建築工事の完了から30年以上経っている校舎は840棟あり、全体の24%を占めました。
なかでも、31棟からは深刻な安全上の問題が見つかり、直ちに改築や修理をする必要があるということです。
これについてソウル市教育庁は、「建てられてから35年以上経った校舎についてはさらに精密な安全検査を行い、安全上に問題があればなるべく早く改修を行う方針だ」と説明しています。