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社会

開城の韓屋保存へ 京畿道が北韓の関係者と協議

Write: 2014-04-15 10:50:34Update: 2014-04-15 10:50:47

北韓の開城(ケソン)にある伝統家屋の韓屋(ハンノク)を保存する事業を進めるため、韓国の行政庁、京畿(キョンギ)道の担当者が、このほど中国で北韓の関係者と会って、協議したことがわかりました。
関係機関が14日、明らかにしたところによりますと、京畿道と京畿文化財団の担当者5人は、統一部の事前承認を得て、先月31日から今月2日まで中国の瀋陽を訪れ、北韓の民間団体の関係者3人と会って開城にある韓屋を保存するため共同学術調査などを提案したということです。
これに対して北韓側は、「保存の必要性については共感するが、いまは南北関係がよくないため、もう少し様子を見よう」という意見を伝えてきたということです。
京畿道と京畿文化財団は、おととしから開城にある韓屋を保存し、世界文化遺産に登録申請するための事業を進めています。
去年は学術調査に4億4000万ウォン、およそ4300万円の予算を組みましたが、南北関係が改善されず、事業が進められなかったため、ことしは予算をさらに増やして6億ウォン、およそ5900万円を組み、本格的に事業を進めるとしています。
開城には、朝鮮時代初期から末期までに建てられたおよそ300戸の韓屋が残っていて、ソウルの韓屋とは異なる独特の構造をしているため価値が高く、北韓でも保存地区に指定されています。

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