韓国をはじめとする５か国でつくるMIKTA＝中堅国機構の外相会議が13日から２日間メキシコで開かれ、北韓に対して挑発を中止するよう求める共同声明を採択しました。
MIKTAは、メキシコ、インドネシア、韓国、トルコ、オーストラリアの５か国が共通する課題に共同して対応しようと結成したもので、去年９月にニューヨークで開かれた１回目の外相会議に続いて、２回目の外相会議がメキシコで開かれたものです。
採択された声明では、北韓が相次いで弾道ミサイルを発射し、さらなる核実験の実施を示唆していることに対して深刻な憂慮を表明するとともに、北韓は北東アジア地域と世界の平和を脅かす挑発を中止すべきだとしています。
また、北韓はすべての核開発計画を廃棄し、国連安保理の決議を遵守するよう求めました。
５か国の外相は、９月の国連総会と11月にオーストラリアで開かれるG20サミットでも、別途外相会議を開くことになっています。