国際的なハッカー集団「アノニマス」を名乗り、4月14日に韓国政府のサイトをハッキング攻撃すると、ツイッターやユーチューブなどで行なった予告は、高校生ら3人のグループによる犯行だったことがわかり、警察に検挙されました。
検挙されたのは、いずれも韓国内の高校生が中心の、大学生と中学生の合わせて3人のグループです。
警察庁のサイバーテロ対応センターが16日に明らかにしたところによりますと、グループの高校生が先月、政府部署へのハッキング攻撃を仕掛けることを決めたあと、ツイッターなどのソーシャル・ネットワーキング・サービスでほかの2人も加わり、ハッキング攻撃を予告したということです。
しかし、ハッキング予告がメディアで大きく報道されたことなどから、この3人は実際にはハッキング攻撃は行なわなかったということです。
警察では、実際にハッキング攻撃がなかったものの、予告によって社会的不安を高めたとして検挙したとしています。