呼吸器系の疾患の恐れが指摘されている微小粒子状物質、PM-10の濃度が基準を超えたとして、ソウル市は16日午前11時、注意報を発表しました。
PM-10に対する注意報は、1時間当たりの平均濃度が1立方メートルあたり170マイクログラム以上の状態が2時間以上続いたときに発表するもので、午前11時の時点で、ソウル市の平均濃度は172マイクログラムで、一部では218マイクログラムまで高くなっています。
ソウル市では、西風に乗って流入する粒子状物質で濃度が高まったためとみていて、夕方から次第に濃度が低くなるとみています。
ソウル市は、できるだけ外出を控え、外出する場合はマスクを着用するよう呼びかけています。