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社会

沈没の旅客船沈没 急激な進路変更か

Write: 2014-04-17 11:42:34Update: 2014-04-17 15:29:09

沈没の旅客船沈没 急激な進路変更か

韓国南西部の珍島(チンド)の沖合いで起きた旅客船の沈没事故で、韓国海洋警察の捜査本部は、沈没した船が航路を変更するポイントで、急激に進路を変更した可能性があるとして、事故の原因との関係を慎重に調べています。
今回の沈没事故で、韓国海洋警察の捜査本部は、船長ら乗組員から事故当時の状況などについて調べていますが、航路を変更する際に、進路を急激に変更した可能性があることが分り、事故の原因との関係があるかどうか慎重に調べています。
事故があった海域は、仁川(インチョン)と済州(チェジュ)を結ぶ旅客船や船舶が進路を変えるポイントになっていて、海洋警察では、事故を起こした旅客船が、このポイントで速度を落として航路を変更すべきであるにもかかわらず、急激に方向を変えた可能性があるとみています。
そのため、船内に固定されていた車両180台とコンテナ貨物1200トンが数秒のうちに一方に片寄り、船がバランスを崩した可能性があるということです。
浸水して船が傾き始める直前に爆発音のような大きな音がしたという乗客らの証言については、急な進路変更で片寄った貨物が船体にぶつかった音とする見方も出ています。
海洋専門家は、「急激な進路変更が原因であれば、瞬間的に貨物が片寄ってバランスを崩し、操舵機も操縦不能となり、転覆した可能性がある」としています。
捜査本部は17日も船長らから聞き取り調査を行い、事故原因の解明を進めることにしています。

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