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社会

旅客船沈没事故 家族が現場海域へ

Write: 2014-04-17 14:57:33Update: 2014-04-17 15:07:02

旅客船沈没事故 家族が現場海域へ

韓国・南西部の珍島(チンド)周辺で大型旅客船が沈没した事故で、行方不明になっている人の家族100人あまりが、17日午前、捜索活動が続く現場に船で向かい、わが子の名前を涙声で叫んでいました。
現場海域に向かったのは、救出に関する新たな情報がない中で、焦りを募らせた
家族100人あまりで、17日午前7時過ぎ、別の島に向かう予定だった定期旅客船に乗り込み、捜索活動の行なわれている現場に向かいました。
事故のあった現場から20キロほど離れた珍島(チンド)のペンモク港では、行方不明となっている高校生の親族ら、数百人が夜を徹して捜索活動に関する情報を待ち続けていました。
しかし、あらたな情報がない中で、焦りを募らせた家族ら100人余りが17日午前7時過ぎ、別の島に向かう予定だった定期旅客船に乗り込み、現場海域に向かいました。
現場に向かう船からは、家族の泣き声や叫び声が聞こえ、沈没海域に到着すると、「お願いだから助けてあげて」などと海に向かって叫ぶ人も見られました。
現場海域から戻ってきた人の中には、「むごいです。言葉になりません」などと訴え、いらだちをあらわにする人も見られました。心配と疲労が重なって気を失い、病院に運ばれる人も見られました。また、家族の待機場所となっている近くの体育館やペンモク港には、行方不明者の家族らおよそ1000人がいて、身を寄せあいながら泣き崩れる夫婦や、心配と疲労が重なって体調を崩し、簡易ベッドで点滴を受けている人も出ています。

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