韓国南西部の珍島(チンド)の沖合いで起きた旅客船の沈没事故で、19日夜、ダイバーが客室の窓ガラスを割って初めて中に入り、3人の遺体を収容しました。
事故対策本部が20日未明、明らかにしたところによりますと、19日朝に3人の遺体があるのを確認した4階の客室では、ダイバーが進入を試み、夜になって、客室のガラス窓を割って入り、3人の遺体を収容したということです。
3人はいずれも修学旅行の男子高校生とみられています。
これで今回の事故で死亡が確認されたのは合わせて36人となり、今も安否のわからない266人の捜索に全力をあげることにしています。