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社会

沈没旅客船の操だ手 “舵が異常に早く動いた″

Write: 2014-04-20 08:06:20Update: 2014-04-20 12:18:48

沈没旅客船の操だ手 “舵が異常に早く動いた″

韓国南西部の珍島(チンド)の沖合いで起きた旅客船の沈没事故で、逮捕された操だ手は、船が急旋回した時の状況について、「普段より異常に早く舵が動いた」と供述していて、検察と警察の合同捜査本部は、船の急旋回が人為的なミスなのか、船に問題があったのかなども含めて慎重に調べを進めています。
今回の旅客船の沈没事故では、船舶自動識別装置のデータの分析から、沈没したセウォル号が2度にわたって右に急旋回したことが判明していて、急旋回によって積み荷が崩れて船体が傾き、浸水して沈没した可能性が指摘されています。
合同捜査本部では19日、船長をはじめ、事故直前に操船を指揮していた3等航海士、実際に舵を取っていた操だ手の3人を業務上過失致死傷などの疑いで逮捕し、急旋回した際の状況などについて集中的に調べています。
これまでの捜査の中で、操だ手は、「マニュアル通りに舵を切ったが、普段より大きく動いた。 異常に早く舵が回った」などと供述しているということです。
また、合同捜査本部は、事故当時操船を指揮していた3等航海士は、この航路でおよそ6か月間にわたって勤務していましたが、今回事故のあった南下するルートで、事故海域を操船するのは初めてだったことを明らかにしました。
合同捜査本部では、船の急旋回が事故につながった可能性があるとして、急旋回が人為的なミスによるものなのか、船に何らかの問題があったのかなども含めて慎重に調べを進めています。

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